書籍『南の島のハーブ』

書籍『南の島のハーブ』

著者:嵩西洋子

発行:南山舎

発行日:2018年2月14日

判型:A5判オールカラー

頁数:308ページ

本の一部をご紹介

八重山は、亜熱帯海洋性気候の特徴をもち、年間平均気温は24℃で寒暖の差が小さく、とても過ごしやすい環境です。
年間降水量は、2,000mm以上と多く、日照時間も長いので、ハーブは太陽のエネルギーをより多く受けることができるため、光合成が活発に行われます。
標高は低いので海風が内陸側まで入り込みます。
人もハーブも非常に多くのミネラルを含んだ空気を浴びることができ、これは、海が働きかけるシーテラピーを自然に享受しているといえます。
逆に、日差しがきつい、蒸れる、海浜近くでは砂地で栄養分がない、塩害やや、強い台風など過酷な環境もあります。
それでも、例えば海浜に生息するハーブは、過酷な環境に耐えるための自己防衛策として、肉厚の葉や柔軟な枝などを作ります。
台風が去った後の復活する力、自己治癒力も優れており、そのためか、薬効が高く、抗酸化作用が優れているといわれています。
このような環境の中で育つ八重山のハーブですから、有効成分にも大きく違いが出てくるでしょう。
また、本州は11月~3月ごろが冬場の端境期にあたりますが、八重山の気候環境では逆にハーブの栽培適期となるのです。

『南の島のハーブ


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南の島のハーブ