ワイルドジンジャーについて
ワイルドジンジャーとは、
・ハナショウガ
・シャンプージンジャー
・白ウコン
などの別名があるほか、石垣島では古くから野性化した根をイノシシが好んで食べたことから「ウムザヌウキン」(イノシシウコン)とも呼びます。
屋敷内に植えて糖尿病、胃炎、二日酔い、吐き気などに、根茎を刻み天日干しにしたものを薬草茶に用いています。
ちなみに、イノシシウコンや白ウコンと呼ばれますが、ワイルドジンジャーはウコン属でなく、ショウガ科ショウガ属(Zingiber zerumbet (L.) Roscoe ex Sm.)です。
雪の結晶のような、白いゼルンボン?との出会い
2003年、ハーブ抽出に興味があり、栽培したものをなんでも抽出していました。
その頃に、ワイルドジンジャーから抽出したエキスの中に、白い雪の結晶のようなものが浮遊しているのを見て、一体何だろうと不思議に思いました。
恐る恐るすくい取って、なめてみると苦い味がしました。
皮膚に塗ると痒くもなく、痛くもない、かぶれない。
さらに保湿効果のあるティーツリーと混合し、頭皮に幾度か試していくと、髪の毛がしっとり落ち着き、艶が出てきました。
なんとも不思議な現象?
ワイルドジンジャーから白いゼルンボン?抽出
そんなことから、雪の結晶のような白い物体を抽出することを考えました。
抽出するには、上部がすっかり枯れ、土中で栄養をたっぷり蓄えた晩秋のころに収穫をします。
一旦陰干しをして、細かく刻み抽出します。
ところが、抽出をはじめていくと白い結晶はパイプ管を通り、冷却しながら下に落ちる仕組みのはずが、ドロップ途中でしだいにパイプ管に積もり、しまいには全く流れ落ちることなく、中のラセンパイプ管まで詰まらせてしまいました。
当初の不思議な白い物体をみたときは、少量のこともあり、この問題は予測できませんでした。
こびりついたパイプ管をどうにか元に戻したい、あの手この手で試すが全く溶けない、困り果ててしまいました。
あれから試行錯誤の末、塞がれたパイプ管を無事に開通することができました。
化学薬品を使わずに自然なままに抽出、ようやく商品にこぎつけることができました。
商品の「オーガニック・ティーツリー&ワイルドジンジャー」について
オーガニックハーブのもつ有効成分を無駄なく活かすため抽出液は、
精油を含む原液100%のハイドロゾルを保存料や合成香料など一切の無添加で充填しています。
オイル単独で用いるより、水溶性なので安全性によく希釈せずに使えます。
ワイルドジンジャーの主成分ゼルンボンには、強い殺菌力と抗炎症作用、収れん作用があり、基礎化粧品やシャンプーなど多くの商品に使われています。
主にウイルス感染症対策として、自然や人に優しい天然素材の消毒剤として、部屋の空気洗浄や、持ち物、マスクへの利用。
手作り化粧品の基材に、手持ちのクリームやシャンプーなどに混ぜて利用できます。
※「オーガニック・ティーツリー&ワイルドジンジャー」を服用してはいけません。
商品の写真をクリック or タップで購入ページに飛びます。
名称:有機フローラルウォーター
原材料:有機ワイルドジンジャー根茎/有機ティーツリー枝葉
抽出法:水蒸気蒸留抽出
保存方法:直射日光を避け、冷暗所または冷蔵庫で保管してください。
ご使用の際には容器を軽く振ってください。
生産物賠償責任保険(PL保険)証券番号:6150150348